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「X-Tech」の定義と、それがもたらす価値とは?

IT技術の進歩に伴い、さまざまな分野でそのテクノロジーを活用する方法が模索されています。その中で生まれた新しい言葉が、「X-Tech」です。○○ × ITの造語として生まれたこの言葉は、今後の産業界に劇的な変化をもたらす起爆剤として、非常に大きな注目を集めています。

今回は、X-Techとは一体何なのか、その定義や価値について解説していきます。

X-Techとは?

X-Techとは「既存の産業とIT技術を組み合わせ、新たな価値や仕組みを提供すること」と定義されます。有名どころで言えば「「FinTech(フィンテック)」が挙げられます。Finance(金融)とTechnology(技術)の2つの言葉を組み合わせて作られた造語ですが、このようにさまざまな産業とIT技術を組み合わせることを総称して、X-Techという言葉は生まれました。

X-Techの代表例

先に挙げたFinTechでは、「モバイル決済」が有名です。今までは、専用の読み取り機を使用してクレジットカード決済が行われていましたが、モバイル決済ではスマホを読み取り機にかざすだけで決済ができるようになりました。

また、EdTechという「Education(教育)×Technology」の進歩も著しく、教育の現場におけるタブレットの活用や、インターネット上で受講できるオンライン講義などがその代表例と言えるでしょう。有名な進学塾の東進などは、EdTechの先駆けと言っても過言ではありません。

他にも、電子カルテの導入や予約システムによる待ち時間短縮などが有名な「MedTech」、SEMやリスティング広告、ディスプレイ広告で活用されている「AdTech」など、さまざまな分野でIT技術が活用され、新たな価値の提供や、従来の課題解決に役立てられています。

X-Techの価値

X-Techがもたらす価値は、大きく分けて「能力の代替」と「機会の提供」です。例えば、前述したようなモバイル決済機能があれば、ユーザー側では煩雑なカード管理を無くしつつ、一方の店側では高価な設備投資をする必要がなくなります。今まで必要と思われていた技術を使わず、もっと楽な手法が作り出されたということです。

他にもEdTechでは、授業動画を配信することができるようになったおかげで、どこでも誰でも先生になれるという機会が与えられました。誰でもタクシー運転手になれるUberも、ある意味X-Techと言えるでしょう。

このように、時間や手間を省き、人々に新しいチャンスを与えられるということが、X-Tech最大の価値なのです。

まとめ

今までの当たり前を破壊し、新たな価値を提供するX-Tech。今後、さらなる分野で活用されていくことは間違いありません。企業としては、ユーザーの潜在的なニーズを掘り起こし、新たな取り組みを進める動きが必須になってくるでしょう。新しい時代の幕開けは、すでに始まっています。

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