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いまさら聞けない「Web-EDI」とは?

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電子データ交換「EDI(Electronic Data Interchange)」とは、 標準化された規約(プロトコル)にもとづいて電子化されたビジネス文書(注文書や請求書など)を専用回線やインターネットなどの通信回線を通してやり取りをすることを指します。

日本で古くから使われていたEDI「JCA手順」では、アナログやISDNといった一般の電話回線を使用していました。一方、近年新しく生み出されたWeb-EDIは、固定電話回線ではなくインターネット通信回線を使用します。そして、2020年には一般電話回線網の廃止が予定されており、インターネット回線網を使用したEDIへの移行が必要になると言われています。

この記事では、インターネット通信回線を使ったWeb-EDIについてご紹介していきます。

Web-EDIの特徴

・企業間の取引に関わる業務をブラウザ操作だけで自動化
Web-EDIを導入すれば、インターネット通信回線を用いてビジネス文書の送受信を行うことができるようになります。従来であれば、納品書や請求書はFAXや郵送にて送らなければならず、送る側も受け取る側にも手間が掛かるものでした。しかし、Web-EDIを活用することによって、それら企業間の取引にかかわる業務をブラウザ操作だけで簡単に自動化して行えるため、スピードはもとより、その業務に携わる人たちの負担軽減にも大きく貢献することができるのです。

・クラウドベースで提供される
Web-EDIは、ブラウザ経由で操作するシステムであることから、クラウドソリューションとの相性が良いのも特徴です。

これまでの従来型EDIは、運用のために専用のシステムを企業マシンにインストールする必要がありました。そのためPCの入れ替えやソフトウェアのアップデートをする際には、自社のEDIシステムが問題なく動作するかを慎重に確認する必要があり、非常に手間と時間、さらにはストレスが掛かるものになってしまっていたのです。
一方、Web-EDIはブラウザベースで操作します。一般的なPC用ブラウザを使用してシステムにログインするため、PCの仕様を気にせずに操作が行えますし、アップデートやメンテナンスなどが不要になり、導入コストや維持管理費の負担も大きく軽減されるのです。
実際、現在提供されているWeb-EDIシステムの7割が、クラウドを活用しています。

Web-EDIを導入するメリット

Web-EDIを導入するメリットは、以下の4点です。

・ペーパーレス化が実現
注文書などをFAXや紙ベースの手書伝票でやり取りしていると、紛失や遅延のリスクが常に伴い、スムーズな業務を妨げる原因にもなります。また、一枚一枚は些細なものかもしれませんが、紙を使うことによる経費も、積もり積もればバカにはなりません。しかし、Web-EDIを導入してそれらを自動化すれば、工数の削減につながるのはもちろんのこと、ペーパーレス化による経費削減にもつながります。

・低コストで導入・運用
クラウドベースのサービスがほとんどであることから、専用システムよりも安価でスピーディな導入が可能です。「お試し導入」としてのスモールスタートや、システムの入れ替えにも容易に対応できます。また汎用インターネット回線を使用するため、インターネット通信費用のみでシステムを利用できるのも特徴です。電話回線を使用する従来型のEDIよりも格段に早く、安く通信ができるでしょう。

・快適な回線速度
最新の通信環境を企業間取引で活用できることも、大きなメリットです。従来型EDIでは、旧式の電話回線を利用した専用回線だったため、通信技術の発達から取り残され、今では遅くて不便な仕様になってしまいました。

・最新のセキュリティ対策
通信の安全性については、必ずしも専用回線のほうが優れているとは限りません。暗号化技術の発達により、現在のインターネット通信は非常にセキュアです。そのインターネット通信の暗号化技術が利用できるため、セキュリティ対策も万全と言えるのです。

Web-EDI導入検討時の注意点

Web-EDIの導入を検討する際に注意すべきことは、「取引先が導入しているWeb-EDIの仕様」です。これらのシステムは標準化されておらず、カスタマイズが容易でした。そのため、発注企業各社の独自仕様・独自画面があまりにも乱立しているのが現状です。

特に、通信プロトコルには注意をしておきましょう。
主要なプロトコルは5種類あります。特定業界向けの通信仕様もあるため、自社EDIシステムは複数の通信プロトコルをサポートするものを選んだほうが無難です。
・EDIINT AS2
・OFTP2
・ebXML MS
・JX手順
・SFTP

EDIからWeb-EDI、Web-EDIからインターネットEDIの時代へ

上記の理由から、現在ではWeb-EDIをさらに進化させたインターネットEDIが注目されるようになりました。インターネットEDIは、モデムやISDN用のTA(ターミナルアダプター)を介さず、グローバルで共通したインフラを利用して実現していくので、利用も国内に限らず、通信コストも極めて安いのが特徴です。
俺のクラウド「NX EDI」は、国内外の標準や業界向けに合わせ5大通信プロトコルに対応しているインターネットEDIで、他社との取引や他システムとのシームレスな連携を実現します。
新EDIシステムへの移行をスムーズに進め、より便利で快適なペーパーレス取引を可能にしましょう。

俺のクラウド「NX EDI」は、国内外の標準や業界向けに合わせ、5大通信プロトコルに対応しているインターネットEDIです。
シームレスなデータ連携機能で、業務の省力化とスピードアップをサポートしてくれます。ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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