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ICTとIoTの違いとは?これからの社会を支える情報通信技術と活用法

2000年にIT基本法が成立し、インターネットの普及と合わせてITという言葉が広まりました。現代社会では子供から大人まで、誰もがスマートフォンやタブレット端末などのデバイス機器を持ち、気軽にインターネットやアプリで楽しめる時代になっています。

そんな中で生まれたのが、ICT・IoTというものです。さまざまな企業や分野で導入が検討されていますが、この言葉の正しい意味をご存知でしょうか。

今回は、IT・ICT・IoTとはどういったものなのかを用語から解説し、それが導く今後の可能性に関して見ていきましょう。

ITとは「様々な情報技術の総称」

ITとは「Informetion Technology」の略語で、直訳すると「情報技術」です。ITは、ハードウェアやソフトウェア、アプリケーション、OA機器、インターネットなどの通信技術、インフラといった様々な技術の総称で、技術そのものを「IT」と呼んでいます。

ICTとは「通信技術を使ったコミュニケーション」

ICTとは、「Information Communication Technology」の略語で、直訳すると「情報伝達技術」です。ITの類義語にあたりますが、ITとの違いは「Communication」という単語が含まれている点にあります。
ITは、「情報技術」と訳され、業務効率の改善を目的とした仕事のデジタル化や、OA(オフィス・オートメーション)化を進めるための技術そのものを指していました。

しかし現在では、情報技術を取り入れて業務効率を上げるのはもはや常識となっています。情報技術があることは当たり前。その上で、今度はITを使ってどのように顧客と接点を持ち、利益を上げるかという「使い方」の研究が必要となったのです。

ITにCommunication(使い方)を含め、活用方法と一緒に新しいサービスを考えること。それを指してICTという言葉が使われます。ITが「技術そのもの」、ICTは「使い方も含めたもの」、と考えるとわかりやすいでしょう。

IoTとは「モノがインターネットにつながる仕組みや技術」

それに対し、IoTは「Internet of Things」の略で、直訳すると「モノのインターネット」となります。これは、センサーやデバイスといった「モノ」がインターネットを通じてクラウドやサーバーに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのことです。場合によっては、繋がっているモノ自体を指して使われるケースもあります。

普段はあまり意識をしないかもしれませんが、このIoTはすでにさまざまな分野に導入されており、私たちの便利な暮らしを支えています。

わかりやすい例を挙げると、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスというIoT製品です。本来は時間を知るための道具であり、その目的しか果たせなかったはずの時計がIoT化することで、インターネットに繋がりメールの受信やリアルタイムの株価など、さまざまな情報データを瞬時に獲得できるIoT機器へと変化しました。

他にも、バスとインターネットが繋がりIoT化することで、位置情報が詳細に伝えられ、次の便の到着予定時刻が具体的にわかるようにもなりました。ちなみに路線バスは、運行状況によっては赤信号を素早く青信号に変更することも可能なのですが、これもインターネットと繋がり、信号機と情報データの伝達が可能になったからこその芸当です。

それ以外にも、「子供がセキュリティキーでマンションのオートロックを解錠すると、親のスマホに子供が帰宅したと連絡が入る」などといった機能がIoT化の例として挙げられます。

日常生活以外の場所でも、これらの技術は活かされています。例えば、製造現場などにおいてはタブレット機器一つで、機械の電源のオンオフや在庫管理、配送状況など、すべてをリアルタイムで確認することが可能になりました。

「IoTとは、インターネットを活用することで、今までできなかったことができるようになる仕組みや、そのための取り組み」と覚えておくとわかりやすいかもしれません。

ICT・IoTと今後のビジネス

パソコンが誕生したときや、スマートフォンができたときのように、情報技術が発展することで、ビジネスシーンは大きな変化を遂げてきました。ITが広く浸透し、当たり前の世界になったからこそ、今度は新しい技術を探したり生み出したりするのでなく、今ある技術をいかに新しい方法で使っていくかに注目が集まっています。

今まではIT技術とそこまで縁深くなかった分野や業界でも、今後ICT・IoTを避けて事業を拡大するのは困難になっていくでしょう。企業としてより良いサービスを提供し、他社との差別化を図るためには、ICT・IoTをいかに活用するかが重要な鍵になることは間違いありません。仕事のIT化そのものが競争力になる時代は終わり、情報技術活用が求められているのです。

そして、このICT・IoTによる成長を実現するためになくてはならないのが、インターネットにつながる多数の「モノ」から膨大な量の情報データを収集し、その収集した情報データを正しく処理する力です。いくらたくさんの情報データを集めても、迅速にそのデータを処理できなければ意味がありません。ITの進歩でビジネスのスピードが急速に上がっている現代において、手作業の処理はナンセンスです。情報データは技術を用いて自動化していかなければいけません。

そこでおすすめなのが業務を代行・自動化するソフトウェア型ロボット「RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)」です。このクラウドサービスでは、日々企業内に蓄積される情報データだけでなく、クラウド上のオープンデータなどの膨大な情報の中から、自動で情報を取得し、適切に処理することが可能です。

新しいビジネスチャンスを作り、企業が永続的に発展していくために必要不可欠なICT・IoT。いち早くこの波に乗るためにも、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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