カテゴリ:

フィンテックとは何か?

フィンテックとは、ファイナンスとテクノロジーの二つの単語を併せた造語です。新たなテクノロジーの潮流によって大きく様変わりする金融業界を表す単語として現在、ビジネスシーンなどで多く使われています。

<関連記事>
●最近よく聞くフィンテックとは?

フィンテックで進化する8つのサービス

ではフィンテックによって、金融業界では何ができるようになったのでしょうか。具体的には以下の8つの項目によって大きな変化がありました。

1. 資産管理

個人の資産管理では、例えばマネーフォワードやマネーツリーなどのようなPFMツールを使うことで、クレジットカードと銀行口座をつなぎ合わせて自分の月々の入出金状況を一元管理するなどが可能になっています。

2. 決済

決済シーンでも多くの新しいサービスが生み出されています。例えばメールアドレス経由の個人間送金、また「facebookで送金」というSNSでの送金を実現しています。

3. 資産運用

現在、海外では多くの銀行が、証券と口座ID、PWを統一することでシングルサインオンを実現しており、結果として銀行口座で株式や投資信託などを購入することができるようになっています。

4. セキュリティ

海外では、今年中に音声認証によるATM利用を開始しようという取組みもあります。既存の暗証番号やパスワード機能よりもさらにパーソナルで流出しにくい情報を利用することで、セキュリティを高める動きがあります。

5. 会計・経理

これまで、会計や経理は企業の中でも閉じられた業務でした。業務担当者のPCの中でしか情報がなく、作業も属人的だったために、計算や分析にかかる工数が非常に大きな問題でした。こういったことが、クラウド型の会計サービスの導入などで解消されつつあります。

6. 融資

海外の銀行では、「30秒ローン」という商品を提供しています。これまで、早くても数日ほどかかっていた与信枠の判断を、これまでの入出金履歴などから判断することができるようになっています。

7. 保険

保険に関しても、別の金融機関の情報を利用して、保険会社が顧客の家族構成の変化や収入の変化などを先取りし、その都度最適な保険商品を提供するなどの動きが出ています。

8. クラウドファンディング

これまで融資は金融機関だけのものでしたが、現在ではクラウドファンディングが隆盛になっています。定量的な信用情報がなくても、新しく革新的なプロジェクトに対して、金融機関が測れない情熱やトレンドなどに共感する多くの人々からの融資が可能となっています。

フィンテックは世界の潮流

このように、フィンテックは世界的な潮流として注目されています。むしろ日本は世界に比べてかなり遅れているため、今後金融機関が大きく技術革新を実現していくことに注目が集まっています。

<関連記事>
●フィンテックをめぐる法整備の動き
●日本の様々な業界に広がる「フィンテックエコシステム」って何?

こちらの記事も人気です

    この課題を解決するソリューション