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やさしくわかる物流業界の今!現在の課題と他社との差別化の方法は?

宅急便による個人への宅配が好調のように思える物流業界ですが、全体を見渡すと決して好調な状況ではなく、頭打ちが顕在化しつつあります。今回は、この国内物流業界の課題と、競合他社との差別化の方法について考えてみることにします。

物流業界の現状とは

国内の物流業界は、一見調子が良さそうに見えますが、個人向け通販の領域での小口配送のボリュームが増えすぎて、人手不足が深刻な状況になっています。その反面、人口減少や多くの製造メーカーの生産拠点が海外に移転したことなどにより、大口でコンスタントな物流のニーズは減少してきており、特定領域だけが活性化しているという非常に難しい市場状況に直面しています。
たとえば、国内の自動車販売ひとつとってみても、最盛期の半分程度の台数しか販売されていない状況ですから、「特定の系列の仕事だけしていれば安定」というおおらかな時代はとうの昔に姿を消している状況で、どのように効率化を図るかも大きな課題になってきているのです。

他社との差別化がそもそも難しい物流業界

もともと物流業界は、正確に荷主の商品を目的地まで運ぶことが最大の目的です。そのため、業界の中でも競合他社間で差別化のポイントを作り出すのは難しい業界と言われています。したがって、コスト削減が物流業界の企業の最大のポイントになっており、その結果が従業員へのしわ寄せとなって現れることも多く、なにかと問題がおきやすい経営環境に直面しているとも言えます。足元ではネット通販のボリュームが急拡大しすぎ、宅急便の配送領域では完全な人手不足と過剰労働が深刻化しています。そのため、業務を減らして安定化させるために、引き受け価格の上昇が起きるといった状況になりつつあるのです。

物流業界の今後の課題

人口減少と高齢化の影響を受けて、物流業界でも大型のトラックを運転する従業員を確保することが困難になっているのが現状です。しかも、荷主からの依頼価格は低下傾向にありますから、従業員に多くの給与を支払って、安定的に人材を確保するのは難しく、今後どのように適切な労働力を確保し維持していくかは、想像以上に深刻な問題になってきています。自動運転車の領域では、トラックの自動運転も積極的に考えられ始めていますが、業務のすべてを自動運転車が担う時代が訪れるのはまだ相当先の話です。そのため、直近の業界課題としては、人材不足の解消が大きなテーマとなっていることは間違いありません。

こう見てきますと、宅急便の活況状態から好況と思われる物流業界ですが、国内ビジネスでは難しくなってきていることが理解できる状況です。また、価格で他社と差別化をとる戦略は、とうにワークしなくなりつつある状況で、新たな取り組みが必要になってきていることが分かります。

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