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ビジネスやマーケティングにおけるデータ解析といっても、その方法や手法は複数あります。もちろん、どれでもいいということではありません。自分の企業で活かせるデータ解析はどれを選ぶべきか、どの手法なら効果が出やすいのかを考えるには、まず、それぞれの特性を知ることが必要です。ひとつひとつの方法や手法について、どのような特徴があり、そして、どのような企業に活かせるかを考えるために、データ解析の手法を紹介していきます。

データ解析を行う意義

はじめに、データ解析を行う意義について紹介しましょう。一つは、多くのデータを解析することで、マーケティングを効率的に行うことができるようになることです。そして、その結果、ビジネスを成功につなげることができます。もう一つは、現在の改善点について知ることができること、さらに、売り上げを伸ばすためにはどうすればよいかといった点も見えてくることです。この2点がデータ解析を行うための意義であり、満たされている必要があります。

目的設定が重要!データ解析の注意点

データ解析を行う前には、目的や目標の設定をしっかりしておくことが重要です。目的設定ができていないと、どんなデータを収集すればよいか正しい判断ができません。どの手法を用いればよいか迷ってしまうことになります。そして、目標設定を行い、何を得るのがゴールなのかを明確にしておきましょう。そのためには、まず現状を把握することです。どんな状態なのか、問題は何かを見極め、それをどう解決していきたいかを考えることで、目的や目標は見えてきます。

データ解析入門!知っておきたい基礎的な手法5つ

まずは、代表的なデータ解析手法はどのようなものがあるのか、知っておきましょう。そうすることで、どんなときにどれが利用できるのかが分かりますし、適切な解析手法につなげることができます。では、基礎的な手法5つを紹介します。

クロス集計

集計には、大きく分けると単純集計とクロス集計があります。単純集計は、実数と比率といった集計の基本的なことが分かる方法です。しかし、それだけでは、実際にどんな層の人がその対象を良いと思っているのか、または良くないという回答を出しているのかまでは分かりません。そこまでを知るには、さらに深いデータ解析が必要になります。そこで、性別や年齢、職業といった属性別に軸を設定して集計する方法が、クロス集計というデータ解析方法なのです。クロス集計を活用すると、例えば、どのような人が商品を購入しているのか、どの層の満足度が高いのか、といったことが分析できます。

決定木分析

決定木分析とは、データをもとに樹形図をつくり、分岐点ごとでクロス集計を行っていきます。例えば、項目に年齢別や性別を作っておけば、年齢別や性別で商品の購入傾向などを知ることができます。しかし、決定木分析のメリットは、マーケティングだけに限定されません。繰り返していくことで、分岐条件を導き出すことができ、故障の要因発見まで分析することが可能です。分析の途中段階では目的を見失いそうになる手法ではあるものの、複雑なデータでも解析してくれるというメリットがあります。

ロジスティック回帰分析

ロジスティック回帰分析は、現象の発生確率について分析、解析するときに用いられる手法です。例えば、調べたい現象の発生率を探るためには、あらかじめ考えられる要因をいくつか候補としてあげておきます。それにロジスティック関数式などを当てはめていき、発生確率を探って行くのです。主な活用事例をあげてみると、病気の発症確率やマーケティングなどがあります。例えば、顧客がリピーターになるか、または契約をとれるかといった判断の場面で用いられます。

アソシエーション分析

アソシエーション分析とは、データをもとに関連性を導き出すための手法のことです。例えば、POSデータからどんな商品が同時に買われているのかを分析できます。ある商品が顧客に購入されるときに、一緒に買われる商品は何なのかといった傾向が分かるものです。例えば、よく知られているのは「おむつを購入する人は同時にビールも買う」という「おむつとビール」の事例があります。このように、同時に買われる商品が、POSデータから分かるというわけです。これによって、どんな商品を一緒に販売すべきかのヒントになります。

クラスター分析

特徴などを分析・解析するのに適している手法に、クラスター分析があります。やり方としては、クラスターと呼ばれるグループに分けて分析をしていくもので、計算方法によってはいくつものグループに分類することが可能です。クラスター分析は、「似ている」か「似ていない」かの特徴でサンプルを分けていくため、その類似度や非類似度に応じて細かいデータ解析ができます。例えば、顧客をデータから複数のグループに分けてクラスター解析をすれば、それぞれに適切なマーケティングを行う、といったことにも利用できます。

マーケティングには効率的なデータ解析が不可欠

得たデータを正しく分析できれば、どのようなマーケティングを行えばよいかも導き出せるでしょう。さらに、ビジネスの改善点なども発見できるようになります。マーケティングにかけていたコストも削減でき、無駄のない改善も可能です。また、クラウド型データ解析ツールならデータをまとめる時間も短く済み、そのぶん分析や考察により多くの時間を割けます。「Cloud解析 Tableau」であれば、視覚的にデータ解析の結果を把握することができ、操作も簡単なので、さらにスピーディーに活用できるでしょう。

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