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AI活用はホワイトカラーだけ?音声対話で活用が広がるAI

AI(人口知能)の発達には目覚ましいものがあり、さまざまな分野で活用されるようになってきました。特にAIスピーカーと呼ばれるスマートスピーカーはここ数年次々と発売され、さまざまなビジネスモデルを形成しています。AIとの対話は、ビジネスシーンにおいてどのように活用できるのでしょうか?ここでは、AIによるスマートスピーカーの活用事例などについて詳しくご紹介します。

スマートスピーカー(AIスピーカー)とは

スマートスピーカー(AIスピーカー)とは、対話し、音声を用いて操作できる「AIアシスタント」を入れたスピーカーのことをいいます。通常、コンピューターを使う場合、キーボードやマウス、そしてタッチパネルなどの入力端末を用いて操作するのが普通です。しかし、スマートスピーカーでは、これらの端末を利用することなく、音声だけで操作ができるのです。

近年ではスマートフォンなどで音声入力やAIが多く活用されています。ちょっとした調べ物をしたい場合には、画面のタッチやキーボードの入力をするよりも、音声入力は手軽ですみやか。AIとともに重宝されてきました。

近年ではAIの能力も飛躍的に向上しており、スマートスピーカーが徐々に広がりを見せるようになりました。スマートスピーカーは、これまでのスマートフォンでの利用と同じように、検索やニュースの読み上げ、動画などの再生や、電子機器の操作ができるようになっています。

今のAIスピーカーは、軽い雑談にも対応してくれます。スマートスピーカーは、家庭向けのイメージが強いものです。たしかにAIスピーカーは個人の購入者も多く、自宅で使うための趣味の道具のように思えるでしょう。しかし、近年ではビジネスシーンでも活用できる事例がどんどん増えているのです。

AI・音声対話の活用事例


スマートスピーカーの活用は、ビジネスでも活用されています。ここでは、特にBtoB分野での活用事例をご紹介します。

・倉庫内でのピッキングをスマートスピーカーが補助
一般的に倉庫内におけるピッキング作業は、指示書とハンディスキャナーを用いて行われます。簡単な作業に見えますが、商品や指示書、ハンドスキャナーなど目を配る対象が多く負荷がかかりやすいものです。スマートスピーカーを活用した事例では、作業担当者がマイク付きのヘッドホンを装着し、AIが音声で指示を出します。

倉庫内で物品をピッキングする作業が完了すると、確認番号や個数などをマイクで報告し、間違いがなければ次の指示に移っていきます。スマートスピーカーを用いればペーパーレスが進むだけでなく、作業担当者は商品にだけ集中でき、負担を軽くすることができます。

・物流センターにおける音声による仕分け
物流センターでも、スマートスピーカーが活用され始めています。商品の仕分けは、タッチパネルやハンディーターミナルで行われていましたが、商品から目を離さないといけなくなるため、ミスが起こることがありました。

しかし、スマートスピーカーを活用して、音声による仕分け指示、発話による確認を行うことで、商品から視線を外すことなく仕分け作業ができるようになりました。納品精度の向上だけではなく、両手を自由に使えるようになり、よりていねいに商品を扱えるようにもなっているようです。

今後の活用シーン

スマートスピーカーのビジネスシーンでの活用法は、今後もさらに広がりを見せていくことでしょう。現在、さまざまな分野で開発が進められていますが、その中でも期待されているのは、ホテルやアミューズメント施設におけるスタッフ支援です。

現在これらの施設では、インカムを使用してスタッフ同士がリアルタイムに情報交換しています。これらの記録をAIが蓄積すれば、対話データの中から潜在的なリスクなどを分析して、AIが指示を出してくれるようになるのでは、と期待されています。また、同様に蓄積された情報を取りまとめることで、自動で作業マニュアルを生成することも不可能ではないでしょう。効率化や人件費の抑制効果が期待できます。

また、工場やサービスの現場だけではなく、ホワイトカラーと呼ばれる事務作業の現場でもスマートスピーカーの活躍が期待されています。例えば、議事録の自動作成です。スマートスピーカーが会議音声を記録すれば十分に可能になるでしょう。

現在でも、レコーダーなどを用いて会議を記録することができますが、議事録にまとめるのはどうしても人の力が必要です。AIが必要な情報を取捨選択することで、書記を置かなくてもよくなることでしょう。人件費を大きく削減できるだけではなく、間違えのない正確な議事録の作成により、業務効率は飛躍的に向上すると期待されています。

まとめ

家電分野で目覚ましい発展を遂げているスマートスピーカー(AIスピーカー)は、ビジネスシーンにおいても、倉庫内でのピッキングなどで活用されています。AIを用いれば、自動化できる分野を機械に任せ、スタッフが人間にしかできない作業に集中できるメリットが出てくることでしょう。今後も、サービス業におけるスタッフ支援分野や、事務作業分野における会議議事録の自動作成など、多くの分野で導入が進むと期待されています。

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