カテゴリ:

IoTで変わる身近なビジネス

IoTへの期待で広がる活用方法ではIoTの活用方法についてご紹介しましたが、医療や航空分野など、まだまだ自身のビジネスとはかけ離れた場所で起きていることのように感じた方も多いのではないでしょうか。今回は、ビジネスシーンにより近い例をご紹介しますので、今後を考えるヒントにしていただければと思います。

日本国内におけるIoT活用

日本国内の活用例で最も有名なのは、ある大手建設機械メーカーの例です。

このメーカーによると、出発点はショベルへのGPS搭載を考えたことなのだそうです。当時、屋外に置かれることの多いショベルの盗難が多発していたためです。そこへセンサーを併せて搭載することで、稼働状況や燃料の使用量のデータを集めたり、機械の需要予測も可能となりました。盗難時には位置情報を取得しつつ機械のスイッチを遠隔操作でロックできるようにしたところ、盗難が激減したばかりか盗難保険料まで下がったという後日談まであるそうです。

このほか、カーナビを使った道路状況の把握、スマート家電の普及、農業への活用など国内でも活用場面が着々と増えてきています。

さまざまなモノをインターネットとつなげてみる

IoTとはざっくり言ってしまえば、さまざまなモノをインターネットとつなぐことです。これまでインターネットとつなぐなんて考えもしなかったモノをつないで、それらからデータを集めてみると、ビジネス活用の可能性は無限にひろがります。

デジタルサイネージ

看板がインターネットにつながったと想像してみてください。実にさまざまな情報が発信可能になることは容易に想像がつくとして、それがさらに個人のスマホなどとやりとりを始めたらどうなるでしょう。デジタルサイネージからスマホにクーポンを発行したり、個人に向けてパーソナライズした情報を送ったり、またその持ち主のデータを集めたりといった販売促進のための活用が期待できます。

物流・小売 

トラックが、コンテナが、パッケージのひとつひとつがインターネットとつながったらどうでしょう。個体情報を持つRFIDタグそのものはインターネットとはつながっていませんが、そこから読み取ったデータがインターネットを介して集められることにより、倉庫の中や輸送途中のトラックの荷台に今あるものが何で、いくつあるかが、瞬時に分かることになります。ひとつずつバーコードリーダーで読まなくても一瞬ですべてが分かります。小売店での在庫数や発注タイミングの把握もリアルタイムで可能になるでしょう。

工場

工場のラインでは、製造機械や仕掛品に取り付けた各種センサーや、作業員が身に付けたウェアラブル端末がデータを収集します。これによって加工進捗度をリアルタイムに把握できる工程管理が可能となります。品質管理や作業報告への活用も考えられます。

IoT時代への準備

マーケティング、小売、流通、サービスなどのビジネスの場面でも、日々IoTはひろがっています。これまで思いもよらなかったものが情報を発するようになり、やがて様々なところから様々なデータが集まってくるようになるでしょう。

これらのデータを貴重な情報として利用するには、それを利用可能なインフラが必要です。今、世の中でこんなに急速にクラウド化が進みつつあるのはなぜだと思いますか?その大きな理由のひとつがIoT時代を迎える準備であるのは間違いありません。

こちらの記事も人気です

    この課題を解決するソリューション