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アップルがウェアラブル端末を発売してから徐々に注目されるようになったウェアラブルですが、いよいよ「持つ」から「身に付ける」という行為が一般化しつつあります。今回は、そんなウェアラブル端末の現状について追ってみました。

ゴルフ上達に寄与するウェアラブル

カシオ計算機が2017年12月に新発売したゴルフ用のウェアラブルセンサーは、その名の通りゴルフにおけるスイング時の腰の動きと回転スピードを計測するものです。2016年に発売したモデルをアップグレードし、センサの計測データとカメラで撮影した動画を用いてスイング分析ができるようになっています。そのため、フォームの改善に役立つだけでなく、さらに飛距離アップにつながる計測項目を拡充させたものとなっているのです。取得データは、スマートフォン専用のアプリを利用して確認が可能となり、腰の動きと回転スピードを数値やグラフなどで表示するほか、推定飛距離を示すポテンシャル飛距離やスイングに対する評価を算出することが可能となっています。このウェアラブル端末を装着するだけで、ゴルフを無理なく上達させることができるというわけで、人気の秘密がよくわかる商品と言えるでしょう。

介護福祉施設入居者を見守るウェアラブル

ウェアラブルは、趣味の世界だけでなく、より実用的な世界でも活躍を始めています。ミツフジは、介護福祉向けの使い切りスマートウェアを開発し、介護福祉施設入居者のヘルスデータの管理や就寝中の見守りを行うことを可能にしています。これはウェアラブルIoT端末で、希望小売価格は2,000~5,000円という手ごろな価格設定になっています。この介護福祉向けの使い切りスマートウェアは、介護福祉施設入居者のヘルスデータの管理や入居者の就寝中の見守りに活用可能で、人の手間を省く機器として注目されています。また、寝たきり老人などの入居者の介護現場でも活用可能で、きわめて実用的なサービスを提供しているのが特徴です。使い切りタイプとはいうものの、素材は不織布製で伸縮率が280%と、かなり柔軟で吸水速乾性もあり、手洗いで5回程度の洗濯耐性を持つ優れモノとなっています。
このウェアラブル端末は、2017年に岩手県大船渡市の成仁会や宮城県仙台市の杜の里福祉会が運営する計11カ所の介護老人福祉施設でテスト導入が始まり、2018年度には本格的導入が開始される見込みです。
このようにウェアラブル端末は、単に話題性があるだけの商品から、実利を充実させた商品が増えています。しかも、その用途にあわせて低価格で提供されるものも出てきているため、今後さらに広範な普及が見込まれそうな状況と言えるでしょう。

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