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国内の携帯電話大手3社は、IoTに接続できる通信サービスを2018年に開始することとなり、本格的にIoTに欠かせない基盤の普及が始まる見通しとなりました。IoTは、いよいよコンセプトの時代から実際に利用を始める時代へとシフトしようとしています。今回は、このIoT向け通信の内容についてご紹介していきます。

携帯電話大手3社が2018年にIoT向け通信サービスを開始!

IoTに利用するデータ通信インフラには、一般の携帯電話に利用される高速通信が不要で、速度を携帯の数百分の1に下げることができます。消費電力が少なく、長期間電池を交換しなくても連続して利用することができます。逆に、利用料金が安いことが普及に弾みをつけることとなるため、国内携帯電話大手3社は、こうしたIoT機器に対応して格安料金体系の専用基盤サービスを開始しようとしています。現状では、2018年にはサービスインの見通しで、いよいよ国内でも本格的なIoT利用時代を迎えることになります。

IoT向け通信サービスの普及で消費者の生活に与えるメリットとは

IoT向け通信サービスが実用化すれば、消費者の生活にも様々なメリットが生まれます。たとえば、水道やガスといった、これまで人海戦術で検針作業を行ってきたものは、すべて自動化が進むことになります。そのためコストの大幅削減が可能となり、料金面でも顧客にとってプラスに働くメリットが多くなるのです。また、IoTを利用することで、宅配事業や自販機、時間貸しの駐車場ビジネスなどでもデータを収集・分析することができるようになります。それにより、これまでにない新たなサービスの登場が予想され、消費者生活はより便利なものになることが期待されます。IoT機器が人のやるべき仕事を代わりに行ってくれるようになれば、労働力不足の解消にも貢献するため、人口減少、高齢化社会の現代に重宝されると考えられます。

IoTのネット接続機器が激増中

英国の調査会社IHSマークイットによると、ネットに接続できるIoT機器は、2016年の段階で173億個に達しており、今後もその数は激増することが予想されています。同社の予測では、2020年には300億個を超える勢いで、身の回りの多くの製品がネットに接続するIoT機器になろうとしている状況です。ものからIoTを通じて得られる様々な情報は、これまでにない豊かな社会生活を実現することに役立てられそうですが、それだけの機器がネットに接続できる通信基盤を維持することも非常に重要です。そのため、携帯大手3社の提供するサービスがIoTインフラ社会の要となることはほぼ間違いないでしょう。

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